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2011年11月27日日曜日

気が早いんですが2011年をば

先週ライブを終えてから、あっという間に時間が経ちました。
だいぶ遅くなりましたが、ご来場下さったみなさん、関係者ならびに妙宣寺の方々、ありがとうございました。

早いものでそろそろ師走ですね。

今年はいつになくライブをたくさん行い、ひと月に数回ということもありました。
また、新しい音楽仲間と知り合い、いままでおそるおそるだったジャンルにもトライし始め、楽しさとともに音楽の奥深さや豊さを新鮮に感じ直すことができました。
極寒の2月、まだ肌寒い4月、若葉かおる5月、かき氷を食べた7月、灼熱の8月、テントがサウナだった9月、そしてこの前の11月。
このほかにも、福山のブラスバンドや、妙宣寺でのイベント、Andyでのあったかなライブ、福山のライブカフェでのセッションなど。
それから、ハンドベルサークル「グローリーエンジェルクワイア」のステージも…。
思い出すだけでもたくさんありました。

以前にもどこかに書いたように思いますが、その昔、バンドが解散した直後や、尾道に帰郷したばかりのときは、たぶん音楽活動はしなくなるだろうと思っていました。あるいは日々の仕事に没頭したままだと、ほんとうにそうなっていただろうと思います。

そんな風に考えていた自分に、楽器を弾いたり新しい仲間と知り合うチャンスをくれたのは、その都度身近にいた人たちでした。その人たちを介して新たな繋がりができ、ひとつずつだんだん形になってきました。ふりかえれば、そのような人たちが差し向けてくれなければ、もっと狭い角度に留まっていたと思います。また、そうして仲立ちをしてくれた人々に加え、いつも周りでサポートしてくれている人たち、日程の融通を理解してくださり応援してくれている職場の方々。

みんな、ほんとにありがとう。
これからももっといいベースが弾けるよう頑張ります。

そんなことを思いながら、最近なんども頭をよぎるのは、今年の1月のこと。
年末に急遽倒れ、危篤になっていた実姉が4日に息を引き取りました。
まったく思ってもいなかった展開は、さすがに堪え、2月に計画していたライブのことも、どうしたらよいかわからなくなってしまいました。
三年前に父も他界し、思いがけなく姉までも…
そんなとき、真っ先に代わる代わるメッセージをくれたのは、他ならぬメンバーでした。
意気消沈してしまい、2月のライブのことが考えられなくなっていた自分に向けて届けてくれたメッセージのひとつに、
「2月のライブ、やりましょう」
の力強いひとこと。
ひととおりの儀を終えて尾道に帰ってからは、メンバーのひとりに教えてもらい、気に入って取り寄せた、とあるブルースフェスのDVDを観ながらベースを弾きたおす日々が続きました。
ライブの日を迎えるころには気持ちも落ち着き、自分も充分に楽しめるライブができました。
嬉しいときも哀しいときも、寄り添ってくれる音楽があり仲間がいる。
そのおかげで、悲しみからはやく立ち直ることができたんだと思います。

楽器を鳴らせば音がひとつでる。
鳴らす人がいるから音がでる。
そこに人が生きてるから音が聞こえる。
ひとりで奏でる音も素敵ですが、
仲間と一緒に鳴らせばより楽しい。
そんなみんなとずっと一緒に過ごしてた
ことしはそんな風な一年でした。
みんなに感謝です
ありがとう。

もちろんこれからも
さらに音楽が素敵になるように
仲間のみんなと頑張ってこうと思います。

そして、

今年の最初に力強いメッセージを差し向け、
折れそうだった自分を温かく支えてくれた、
プラスティックオノミチバンドのみんな
感謝してます、ありがとう。
きたる2012年もよろしくデス。
だいぶ気が早いけど(笑´∀`)