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2013年5月18日土曜日

春の凡考…

「目の覚めるような…」切れ味のリズム、ミュージシャンには必須なこと、バランス感覚とも言えましょうか。

高校の頃はよく大池氏から「まずバスドラにぴったしあわせて。んー、ずれとるな‥」と、よく云われたものでした。彼は同じ吹奏楽部でパーカッション担当だっただけでなく、ドラム教室に通ってましたから、一番身近でベストなコーチでした。

東京に行っていろんな先輩ミュージシャンの方と知り合い、間近でその演奏を聞かせてもらうこともでてきたとき、そのリズムの切れ味にびびったものでした。
もちろん自分も、ということで、正確さを研ぎ澄ますためにメトロノームやクリックに忠実に合わせるべく、必死に練習を積む傍ら、いわゆる専門誌などでは「正確なだけじゃつまらない、色気がない、人間らしい…」などという触れ込みで、無機質さを否定し、揺らぐことをよしとした見方が現れたり。

まだ若く、さして頭も良くない私には「んー、どっちだ?どういうことだ?」という疑問しか湧かなかったわけです。

いまにして振り返れば、どちらも大切で、どちらも表現に必要なシーンはあるわけでして、どちらかが間違いということはなく、ただ、今後しばらくはどちらが主流なのか?ということだと、今更気づいたわけでして‥(^。^;)

そんなとき、一番頼りになったのは、目の前でプレイを見せてくださった先輩たちでした。最初は松原秀樹さん。アレンジャーの安部さん、そしてほーじんさん。同じ事務所だった吉岡さんや佐野さん。バンド解散後、サポート仕事でご一緒させていただいたサイズのドラムだった田中さん。同じ学校で一緒にベース教えていた講師仲間のみなさん。どの方にしても目の前で聴く演奏は、まさに目の覚めるような切れ味のリズム。

正確無比であったり、あるいはうねりを伴っていたり、人によってそれぞれですたが、みなさん共通するのは崩れないリズム。(テンポが狂わないのは言うまでもなく)そうして身体に伝わってくる演奏は心地よく目の覚めるがごとくでありました。

最近の自分はなまってしまい、自分の思っているテンポやリズムが、結果として「あれ?」と感じることもでてきました。年のせい?いや、練習も不足しているんです。頭で思っているだけでは指は動ききらないわけですし(+_;)そういう意味では全身全霊を一発のヒットに集中する。目の覚めるような切れ味のリズム、これが最近の私のスローガン。
気持ちよい演奏をずっと微笑みながら続けていられるようになりたいなと思いなおすこの頃です。

2013年5月16日木曜日

古いやつだとお思いでしょうが…(^_^;)

POBやSTBでご一緒させてもらってる「六さん」と先日ギターの録音をしました。
録音の機材はマシン(PCとソフト)、マイク(コンデンサ)、USBでPCと接続
するミキサー、ここらへんはPOBの持ち物。ほか、ダイナミック系マイクやスタンド、ケーブル類など小物は私の私物を組み合わせてのシステム。

だいぶソフトの操作も慣れてきまして、パンチイン・アウトはもちろん、波形上の編集操作も速くなりました。インディーレーベルにいたころに垣間みたエンジニアさんの神業には及びませんが、適切な操作がその場でサクサクできるようにはなりました。人間なんでもやってみることと続けること、それによって成長できるのですね(^_^;)

先日の作業は六さんのパート(アコギ・ツーフィンガー的なバッキングなどなど)のみ。何回かはパンチインアウトを行いますので、その都度、Recボタンを息を呑むようなタイミングと速さで押したり、また押したり…(1回目はオン、2回目でオフってこと)。自分でいうのもなんですが、ずっとミュージシャンやってるのでリズムやタイミングはほぼばっちりです(自画自賛)。そんな作業をしながら、六さんのプレイを聞きながらふと思うことは…

その昔、東南の1枚目のアルバムのレコーディングのころには、もうデジタルテープ(幅はざっと3センチくらい?)がありました。そこから入ったので「へー、レコーディングのテープってこんな感じなんだ」と思っていましたが、3枚目あたりになったとき、24チャンネルのアナログテープでやったことがありまして、そのテープ幅(ざっと6センチ?)に「うはー、でか!」と思ったのを覚えています。
いまは機材の進歩でこうしてパソコンで録るような場合でも、テープなんぞ使いませんから、「入れた!、抜いた!」っていう境目はほとんど切れ間なく綺麗なもんですし、直後に波形の帯を修正して体裁を整えたり、なれたらわりとやりやすく、かつ安全にできるもんです。しかし、昔のアナログテープの頃の「入れた!、抜いた!」は、どうしても前後に「グヲォーン…」という、ごくごくごくごく短い揺れ(というか濁り)が生じてくるものでした。当時のエンジニアさん(実際に操作していたのはアシスタントエンジニアさん)は、それらの仔細なタイムラグなどを計算に入れつつ、パンチインアウトをなさっていました。もちろんたまに「え?あれ…?」という結果も生じたように覚えていますが、ほとんどは成功。その正確さと速さに舌を巻いたものでした。それに、テープ時代はいまのPCと違って「やりなおし(Undo)が効かない」ということもすごいポイントです。いまはコンピューターのおかげで、一度やってみて、また戻すってのは、どんな分野の作業でも当たり前ですけど、そんなもんがなかった時代は「これからやること=決断=結果は直後に、素晴らしいかそれともあらら…か?」という、天国か地獄か?を一瞬の勝負で乗り切り続ける感じだったのでしょう。
POBの録音作業をここしばらくずっと続けておりますが、いつも思うのはそんな当時のエンジニアさんやアシスタントエンジニアさんたちの技術力。もちろんこの操作だけがすべてではありませんし、音質や音量バランスを調整するのも、やってみればほんとに専門的な細かい配慮の繰り返し。デビュー前後を振り返るともう27年くらい昔のことですが、当時の方々のことを思い出しながら、いまの作業に活かそうと試行錯誤するPOB録音係の私です。

長い話になりましたし、幾分専門的なことばかりで面白くないかと思いますが、たまにはこんな話もいいでしょう?(笑) 僕はたいてい、こういうことばかり考えて暮らしてきた輩ですのでいまさら変わり様もありませんから勘弁してください(^_^;)

週末日曜日はPOBのワンマンライブ(@尾道ジョンバーガー&カフェ)です。

2013年5月14日火曜日

ライブ目白押しです

これを書き始めるまえにふとみたら、前のアップは昨年末^^;

定期的に書いてこそブログ…
そのとおり…
わたしのは差し詰め「気まぐれ作文」

格がちがいます (~_~;)

あ、もちろんブログさんのほうが上


話はかわり
今週はライブラッシュです

金曜はサウンドトレジャーバンドさん
19時半からしまなみ交流館
ギャラリーコンサート
尾道市の広報誌にも載ってました
「ジャズは心を癒してくれます」
な、なんと… ^^;
心して演奏させていただきます

土曜日はプラオノさん
カズくんの大切なお知り合いの席で
少し演奏させていただきます
こちらはクローズドな催し
心して奏でさせていただきます

日曜日はプラオノさん
ジョンバーガーさんでワンマンライブです
頭クラクラみぞおちワクワク
かの細野晴臣さんのお言葉をそのままお借りしつつ頑張ります

スマホ使い始めて数年
携帯だと10年以上になりますが
ウォークマンの時代をふくめると
かれこれ30年

なにが言いたいかというと

「バッテリー(電池)の消耗を気にしながらの人生」

そんなことを先日ふと思いました。

自分の身体のバッテリーでもないのに
なくならないか?
あとどのくらいか?
なくなったらやだな
予備の電池もっとこう

ま、電池切れて落ちたら
それはそれでなにも変わらないのかもしれないですが ^^;

私たちの先祖にも
無意識なうちに気にかけるようなコト
なにかあったのでしょうかね?

たぶんあったんでしょうね

電池や微電流あっての私たちの毎日

ライブ当日は充分に充電して楽器を握りたいと思います。