for mobiler

for mobile phone

2010年1月15日金曜日

YMO.その2

初めて買ったYMOのレコードは
「Public Pressure/公的抑圧」というタイトルで
欧米で高い評価を獲得し
東京からその名が全国にとどろきはじめるころでした

どのくらい熱狂的に好きだったか?そりゃ、もぉ^^;
朝起きると、カセットテープに入っている「ライディーン」を聞く
うちをでるまえに、大音量で聞く
下敷きには雑誌から切り抜いた「貴重な」?写真
将来の夢は?と聴かれたら「YMOのようなバンドを組む」(笑)
高校はいったらなにやりたい?「バンド」(笑)
ジャニーズやアイドルが好きな女子並みの意気込みでした^^;

その「Public Pressure/公的抑圧」というアルバム
ライブ録音盤だとは知らずに買って帰り
家で聴いたとき「あれ?ラジオで聴いたのと違うじゃん…」
すこしガックシきちゃいました
だけど買い直すわけにもいかないし、辛抱して聴くしかないし
またいつかスタジオ録音盤を買おう、と思いつつ何度も何度も聴きました
今と違って、アナログレコードの時代・LP盤ですので
「裏返す」という行為が、約20分に一度、必ずやってきます(笑)
学校から帰ったら1日1回、ステレオのある部屋に移動し、
ヒンヤリした畳に座ってLPをひととおり聴く
カセットにダビングして、ラジカセで聞く
そんなふうにして来る日も来る日も聴いていると
だんだん演奏以外の音が入るところまで憶えてしまって
だいたいは口でマネしながら全編辿れるようになってきました(笑)

そんな風にして聴き込んだLP、そのなかでもいまだに一番好きなのが
坂本龍一氏の作品「東風(tong poo)」という曲です



この曲、ライブテイクでは、もう、メンバーの凄腕が堪能できます
ドラムのユキヒロ氏 3点のバランスがとてもよく
ダイナミクスの幅が恐ろしいほど広い
スクエアなリズムパターンなのに、攻撃的なうねりを感じる
しかも、聴くたびに…
ベースの細野氏、音符の細かい長さまで、キチッとプレイしてる
Aメロあたりのリフでよーくわかるはず
弦ベースとは思えないほど、シンセの音色にもしっかりとけ込んでいる
ってことは、もしかして真空管を通したプリを音を音響卓に送っているのかも
そして教授 中学生のときは一番憧れてました
鍵盤が弾けない僕は、なんとかしてひけるようになりたい、と
コードフォームすら知らないのに、ただがむしゃらに鍵盤を見つけたら
何か音を出さずにはいられなかった
貯めたお年玉で、ちっちゃいポータブルキーボードを買い込んで
わかりもしないのに、和音を手探りで聴きつつ、耳コピしたり
だんだん勉強よりもそっちのほうが面白くなってきていました(笑)
つまり、YMOか部活(軟式テニス)か、部活の友達6人と遊ぶ、のどれか…?
中学校時代を総括すると、大半がYMOに占められておりました^^

0 件のコメント: